先週末、学会がありました。
学会の楽しみと言えば、もちろん最新の情報を取り入れ、それを患者さんの症状を改善させるのに使えるかどうかということだと思います。
あとは知り合いの先生に会って、情報交換できること。私の研修先の恩師に会うことも楽しみです。もう23年師弟関係にあります。
食物アレルギーは早期から食べさせると、特に卵、乳、小麦はほぼ100%治せます。ただそれができなかった年齢が上のお子さんや、ごく一部上手にもっていけなかったお子さんもいます。
コツは少量や微量を食べさせつつ、その量を増やしていくのですが、その少量だったり、微量でもとれないと苦戦します。
超重症だと、なかなか難しいのですが、「紹介してください」と言います。恩師に相談すると「この方法はどう?」と論文を送ってくださいました。
私と患者さんの信頼関係を含めて、ご自分の知恵を提供してくださる。やっぱり恩師は違う、そう感じました。