私が食物負荷試験を始めたのは24年前のことです。
人で言えば、立派な成人になっていますね。
福岡の恩師から習ったのは、とにかく食べさせるということ。先日も言いましたが、クラス5や6だから除去しなければならないということはありません。
24年前と比べ、食物負荷試験をやる医師が増えてきたのは事実です。しかし、数値が高いから除去なんていう医師も少なくないようです。
数値の低い人には食物負荷試験を行い、高いと行わないケースも結高ありそうです。数値の低い人は治りやすいので、数値の高い人がどれだけ治っているのだろうか?と心配になったりします。
逆にそういう人に積極的に介入していくべきだからです。臨床の現場はまだまだなんだろうと思います。