週末、ある勉強会に参加してきました。アレルギー専門医の集まりでレベルが高かったです。
医学は経験や勘ではなく、理論的に正しく患者さんを導く必要があるということで、医学的根拠を示す「エビデンス」が重視されています。
エビデンスに基づき、正しく診断し、症状に見合ったように適切に治療する。専門医ならではだと思います。
ただです。私はアレルギーの早期介入についてチカラを入れています。
症状がなければ、エビデンスはないことになります。症状を繰り返して初めて「アトピー性皮膚炎がある」、「ぜんそくがある」と診断できる訳です。
繰り返せば繰り返すほど、診断は確実になるでしょうが、その分、悪化してしまいます。様子を見過ぎると治りづらくなってしまいます。
エビデンスの非常に薄いところに取り組んでいかないと、早期介入ができないんだろうと思っています。