先日、他の小児科から「湿疹がよくならない」ということで赤ちゃんが逃げてきました。

診てみると、アトピー性皮膚炎とも診断されず、治療も中途半端。正直、かなり重症です。

逆に言えば、こういう医師が多いのが現状です。

病気はまず「診断」。診断された病気には軽症から重症までありますので、重症度に見合った「治療法」を選択する必要があります。

そもそも、診断できない医師は病気に詳しくないので、治療もできないはずです。でも通わされている患者さんは世の中に沢山いる。すんなり紹介してくれればいいのに…。

まあ、アトピー性皮膚炎が重症で、しっかり治療する必要があるとお伝えしました。

そして、2週間後。肌がよくなったのは当然として、機嫌がよくなり、よく眠ると母から言われました。

機嫌悪く、眠れなくなって、「ママ〜、かゆいよ〜。助けて〜」とサインを送ってくれていたのです。

サインを見逃さないようにしたいものです。