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事例1続き
2025年02月04日 更新

昨日の記事の中でさらっと書きましたが、それまで教育委員会との接点がなかったので、それ以前の対応は分からないと言いました。

ネットで調べてみると、2019年にも誤食事故があったようです。
https://www.joetsutj.com/articles/66877919

この事故に関しては、耳にしていないので、おそらく私の患者ではないと思います。事故の詳細を知りませんので、隠蔽などがあったのか分かりませんし、記事内にも書いていないので、その時に教育委員会がどういう発浮オて対応したかは不明です。

ただ、言いたいのは、かなりの頻度で誤食事故が起きていることは事実でしょう。今日の記事が2019年、昨日のは2022年、そして今後触れますが2023年、2024年と誤食事故を起こしています。

通常、地元の教育委員会が食物アレルギー対策をとる場合、地域の食物アレルギー専門医に協力を求めます。

食物アレルギーの専門医は全国的にまだまだ少ないため、その土地に専門医がいれば、そこの教育委員会はラッキーですし、例えば新潟県では新潟市や長岡市では、専門医がマニュアル作りに参加しています。

当院は上越の地で開業して18年。新潟県で一番早くから食物アレルギーの専門的医療を行なっていますが、上越市教育委員会との連携はほぼありませんでした。上越市内の食物アレルギー患者の多くを当院が診ているにも関わらずです。

ここが「異常」であり、誤食事故を繰り返している要因になっている可柏ォはあると考えています。