先日、かなり前に新潟県内で起きた小学生が監禁され、10年近く経って保護された事件に関する記事をたまたま見つけて読みました。
偶然に犯人の部屋から被害女性を発見したそうですが、事態の経緯に不手際があり、新潟県警が隠ぺいしようとしたことも書かれていました。「組織とは隠ぺいしたがるものなんだな」と思った次第です。
教育委員会に関して、私のかかわったり、関連した事例でどれも隠ぺいが行われていたことは先日お話ししました。人間は隠したがる傾向もありますから、それは特殊性とは言えないのだろうと思っています。
ただ、隠ぺいが明らかになると教育委員会側が謝罪会見を行うのですが、私の知る数件ではトップが出てきていないのです。
他県や他市での教育委員会の会見の映像を観ることがありますが、普通は教育長が中心になって経緯を説明したり、頭を下げていると思います。
問題があったときにトップが謝罪することで、組織として反省し、立て直そうとしている姿勢を表すものと考えていましたので、違和感を覚えていました。
これは当地の特殊性として挙げられるのではと考えています。明日はもうひとつの特殊性を挙げたいと思っています。