2023年と2024年に上越市内の小学校で誤食事故があり、大きく報道されました。
私が両事故ともに主治医ですので、いずれも食物アレルギーが重症があることは誰よりも分かっているつもりで、それが共通しています。
事故の経過に関してですが、どちらの学校も私が保護者や児童から聞いた「経過」とは異なるものを出してきました。
そんな経験をしていると、校長が誤魔化したがり、それを教育委員会がかばおうとするという構図が見え隠れします。責任を負うはずの教育長もなかなか前面に出てこようとしないことも共通しているようです。
それと主治医ではないアレルギー専門医が、専門的知識を活用して教育委員会を支えていることも共通点として挙げられると思います。
早く解決してほしいのですが、話が進むことを邪魔する共通点がいろいろとあるように感じています。