昨年、上越市内の小学校で起きた誤食事故では、教育委員会の公表した内容が事実と異なるため、まず当日の時系列をしっかりと出すよう求めてきました。
教育委員会は逃げ回り、搬送先の病院のK医師に協力させて、事実をねじまげようとしました。
たしかに、クラスメイトが卵スープを患児の机の上に置くという想定外のことが起きたのですから、難しい部分はあります。それは防ぎようがなかったことなので、正直に「経過」を出してくれればよかったのだと思います。
2023年の誤食事故では被害児童がPTSDになって登校できない状況となりました。その時に「事故報告書」が作成されました。
その際に、私は事故を起こした校長に「経過」を出すように求めたら、1、2日で提出してくれました。
「事故報告書」では、教育委員会が正直に反省するはずないだろうと思った方、正解です。
最大のキーワードであるPTSDの文字がなく、教育委員会の栄養士のトップが誤食量を推定しているにもかかわらず、不明としています。そして「経過」も巧みに作文されています。
要は、「事故報告書」で苦労したので、今回の誤食事故では「経過」を出したくはなかったものと思われます。
ちょうど年度末。教育委員会は、事故のあった小学校の校長を入れ替えるものと思われます。前の年の事故の時もそうでした。
多くの方々に教育委員会の内情を知っていただき、地元の子ども達を守るために、組織を変える必要性をご理解いただきたいと思っています。