小児科 すこやかアレルギークリニック

クリニックからのお知らせ

病院からのお知らせ

地元の患児2
2025年04月03日 更新

私が主治医の重症な卵アレルギーのお子さんの話です。

食物アレルギーのガイドラインでは、「少量」が食べられないと完全除去とされています。私はこの方針に納得がいかず、この患児についてもほんの微量ですが、ある加工品なら食べられることを食物負荷試験で確認していました。

ある日、学校でアレルギー症状を起こして、病院に救急搬送されました。一泊入院したので、退院後診察が後日ありました。

保護者は私が主治医で、当院で治療中だと伝えたようですが、その時の小児科医が東京の病院を受診するように強力に薦めてきたそうです。

ここ数日書いてきたように、これまでいろいろな食物アレルギーのお子さんに対応してきて、多くの患者さんを除去解除に導いてきました。今回の患者さんも治療を続けるつもりでした。昨日も言ったように地元の患者は地元の医者が守るべきでしょう。

主治医から承諾を得ることもなく、治療中の患者さんに対してこんな身勝手なことをする医師もいるのだと驚きました。まさか上納とかじゃないですよね?。