小児科 すこやかアレルギークリニック

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2025年06月09日 更新

食物アレルギーは、食物を食べてまもなくアレルギー症状を起こすものを指します。赤ちゃんだと卵や乳製品が多いとされます。

卵は卵白を食べて発症することが多いので、生後7、8か月頃が多いようです。ミルクに関しては生後2、3か月から発症することもあります。

食べてみないと食物アレルギーがあるかどうか分からないとお思いかもしれませんが、多くが食べる前に採血してみると、卵白やミルクの項目が陽性になっています。

つまり、食べる前に検査してみることで、食物アレルギーを起こすかどうか区別できると思います。

食物アレルギーを心配する保護者は事前に採血をしておくのも悪くないでしょうが、闇雲に検査すべきではないでしょう。

アトピー性皮膚炎がある赤ちゃんが経皮感作を受けやすいので、湿疹の程度が重めのお子さんは検査が陽性になりやすいと思います。

生まれてまもない時期に発症してくるアトピー性皮膚炎を把握していれば、対策が立てられることになると考えています。