最近、時々言われる言葉ですが、「ダブルスタンダード」の略です。日本語では「二重規範」と訳されるそうです。
テレビでコメンテーターなどの言っていることが過去の主張と異なっていると、ダブスタだと批判されることもあります。
アレルギーの早期発見、早期治療の重要性を述べさせていただいています。早期介入に勝るものはないと日々実感しているところです。
ただ、これまでのアレルギー医療は診断をしっかりつけることに重点を置いていたように思います。軽微なアトピー性皮膚炎はそう診断されてこなかったと感じています。
アトピー性皮膚炎の診断は、当初は「乳児湿疹」などと診断されることが多く、徐々に悪化していき、こじれた時点でアトピー性皮膚炎と診断されることが多かったように思います。
それを一つの「スタンダード」だとすると、早期介入もまた別の「スタンダード」になってしまいます。
この辺を何とかしていかないといけないのだろうと思っています。