アトピー性皮膚炎の湿疹が典型的でないうちに治療を、という話をしてきたと思います。
よくもまあ、根拠のないことを、と感じている方もいるかもしれません。
私は19年前に開業しました。食物アレルギーにチカラを入れていました。
当時の学会は、抗体価が高ければ高いほど、食物負荷試験をしても症状が出るため、低下するまで「除去」、食べて症状が出れば、向こう1年間は「除去」と言っていました。
私は卵白がクラス6だろうが、牛乳でアナフィラキシーを起こそうが、食物負荷試験を行ってきました。国内留学先の恩師の指導が大きいですが、個人的な原動力は親御さんが喜んでくれるから。
つまり、当時の常識や学会の方針に素直に沿うことにちょっとした違和感を感じていたのだろうと考えています。


