私が研修医の頃の子どものアトピー性皮膚炎の治療は、軟膏を塗ることよりは「除去食療法」が主流でした。30年ほど前のことです。
当時の人気報道番組で「アトピー性皮膚炎の治療にステロイド軟膏は使うべきではない」と断じてしまったため、患者さんの間でステロイド軟膏否定派が増えてしまいました。
医師達も動揺し、ステロイド軟膏は使うか使わないかで意見が割れました。使わない方が多かったと記憶しています。
それから長い時間が経過しているのですが、医師の間で「ステロイド軟膏はなるべく使いたくない」という考えが残っているのではないかと感じています。これは専門医であってもその考えが残っているように思います。


