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成功していないのでは
2026年04月14日 更新

アナフィラキシーショック時に第一選択薬は、アドレナリン一択です。

最近、「ネフィー点鼻液」が出ましたが、「エピペン注射液」を使用することになると思います。

2022年だったと思いますが、日本学校保健会という組織が学校現場でのエピペンの使用状況についてあるデータを公表しました。

本人による自己注射:23.7%
学校職員による注射:28.5%
保護者による注射:15.9%
救急救命士による注射:31.9%

3番目と4番目は発症時、学校にはいなかった人だと思われ、現場で本人と学校職員が対応できたのは約半分の52.2%となっていました。

過去に同様のデータを出していたので、調べてみると2008年から2013年にかけて、エピペンを使用した人の割合は以下の通りです。

本人による自己注射:30.0%
学校職員による注射:25.6%
保護者による注射:27.9%
救急救命士による注射:16.2%

現場にいた人(本人、学校職員)の対応は55.9%でした。ちなみに学校職員注射の割合は、以前が25.9%、2022年が28.5%。

学会を中心に学校現場でエピペンを使ってもらおうと努力はしていますが、この結果をみてみると「成功していない」と言えるのではないでしょうか?。