先週、アトピー性皮膚炎の幼児が当院を初診されました。
目の周りだけが悪く、掻き壊してジクジクした状態でした。小児科2軒と眼科1軒にかかっていたようですが、専門医に紹介しようという発想はなかったようです。
最近はあまり言われませんが、目の周りのアトピー性皮膚炎が悪い場合、掻かずに叩くという指導がなされることもありました。それによる振動で網膜剥離が起こる事例もあったと聞いています。
いずれにしてもいち早く何とかしないといけません。ということで、結構アグレッシブな治療法を考え、実践してみました。
1週間後に再診していただきましたが、ものの見事に作戦が成功したようです。ホッとしています。
ただ、治った訳ではないので、治療の手を緩めては、すぐに再発してしまうことでしょう。第二の作戦を伝授したところです。
このようにアトピー性皮膚炎の湿疹は軽んじられることが多く、医師が自分の手に負えないことを分かっているにもかかわらず、専門家に紹介されないことが多いようです。
非常に残念に感じています。


