私も食物アレルギーにはこだわっており、どうしたらゼロにできるかという大きな目標を持っています。
当院のデータでは、卵の感作は生後3、4か月で30%を越えます(クラス1以上)。それ以前から経皮感作を抑えるようなアクションを起こす必要があります。
当院はそれを行っている全国でも数少ない施設だと思いますが、経皮感作を抑えることは相当難しいです。ゼロにするのは不可能でしょう。
成育医療研究センターでは、湿疹部だけでなく、全身にステロイド軟膏を塗って、経皮感作の付け入る隙をなくそうとしています。それでも難しいのです。
感作は0に抑えることもあると思いますが、100%は難しいです。ただ、卵白の感作がクラス4とか5に上がってしまうところを、クラス2、3に抑えることはできそうです。
経皮感作を許してしまっても、もうひとつの戦法が控えています。それが「早期摂取」になります。おそらく経皮感作の数値を下げることが効いてくると考えています。
それにより100%近くが卵アレルギーを回避できそうという手ごたえを思っています。
明日17日(水)は休診になります。ご迷惑をお掛けしてすみません。


