アレルギーで困っている子ども達は多いようです。
先日、某市から転居されてきたアレルギー児を診る機会がありました。決して重くはないのですが、アトピー性皮膚炎とぜんそくがありました。専門医なので、繰り返す皮膚症状と呼吸器症状を見逃して欲しくはありませんでした。
今度は皮膚がかゆくて、アレルギーを心配して受診されたお子さんです。2軒の皮膚科にかかっていましたが、アトピー性皮膚炎の診断はなし。この子も最重症ではなかったですが、重くないとアトピー性皮膚炎と診断しない傾向がみえると思います。
当院ではまずアトピーと診断した上で、いかに叩きのめし、ぶり返させないか?を考えて治療しています。やはりアトピー性皮膚炎を見逃さないことが重要だと考えています。
最後は、実際に診察したわけではありませんが、講演に行った時に聞いた話です。5歳児だそうですが、卵、乳、小麦を除去していて、食物負荷試験を行っているそうです。その点は専門医といったところですが、経験上、アトピー性皮膚炎の診断や治療が遅かった人が卵、乳、小麦アレルギーになります。しかも0歳、1歳から負荷試験を繰り返していたら特に乳と小麦アレルギーは解除になっているはず。卵は風味の問題もあってか、食べたがらない子はいて、なかなか解除が進まないこともあります。
「早く受診して欲しい」とモヤモヤした気持ちで願っています。


