小児科 すこやかアレルギークリニック

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命がけで!?
2010年01月16日 更新

上越では、昭和62年ぶりと言われるほどの大雪に見舞われています。

除雪をしても、またすぐに一面真っ白になってしまいます。駐車場は消雪パイプから水を流していますが、それ以上のスピードで雪が積もっています。

医院の屋根にはもう1メートルほどの積雪があり、慌てて医院を建築してくれた業者さんにどの程度積もったら屋根の雪下ろしが必要か確認したくらいです。

14日に引き続いて、受診は少なめでした。あまりの急激な降雪に道路の除雪も追いつかず、幹線道路から逸れると普段2車線の道路も1台がギリギリ通れるくらいしか除雪されていないところも多いようです。道路のアスファルトも見えませんので、目に入る視界のほとんどが真っ白です。外出は危険と言っても過言ではないでしょう。

そんな中、柏崎市や長岡市から患者さんが受診して下さいました。ぜんそくや食物アレルギーの重症な患者さんです。“危険”を冒して遠くから受診して下さっていると思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

この大雪の中を遠路遥々受診して下さった患者さんの期待に本当に応えられているのか、分かりません。しかし、プロは結果を求められます。ぜんそくの調子が悪ければ、その症状を落ち着かせて初めて“プロ”と言えるのだと思います。良くならなければ、「なぜ良くならないか?」の答えを出し、そこを修正して治療しなければなりません。数回の通院で明らかな改善を示さなければ、“プロ”とは言えないと考えています。

今は、ぜんそくが重症なら吸入ステロイドを使用するという方針が示されています。しかし、ステロイドを十分量吸入していても良くならない場合、何らかの悪化要因が隠れていると考えた方がいいと思います。「以前よりは良くなっている」では不十分で、「どうしたら完全に症状を止められるか」を考えるべきでしょう。それを見極める能力が治療結果の差として表れると思います。

今回は私の予想した悪化要因を治療することで、ぜんそく症状が明らかに改善していました。ホッとしています。「以前よりは良くなっている」と思っても、更に上を目指すことが大切だと思っています。

お子さんのぜんそく症状が落ち着いていない時は、親御さんはこのことを知っておいて頂きたいと思っています。