小児科 すこやかアレルギークリニック

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集団接種
2009年12月12日 更新

上越市が新型インフルエンザの集団接種を行う決断をして、それが明らかになって以来、「うちの子、打ってもらえるんだ」とホッとしている親御さんは少なくないようです。

医師側も、集団接種だと副反応の懸念など、集団接種に反対の意見も強かったのですが、普段から医院で季節性や新型のワクチンをやっており、場合によってはかかりつけでない子どもにも接種しています。問診票である程度は把握できるのではないかと思っています。

接種希望者を沢山集めてガッポリ儲けてやろうと思っている医師には迷惑だったかもしれませんが、インフルエンザの流行期に入り、優先順位の縛りがあり受けたくても受けられない状況にあったお子さんは不安で仕方なかったのだと思います。今回の状況では集団接種は「あり」だったのかなと思っています。

実際に集団接種が始まってみて、大きなトラブルもなければ、今後は上越市に追従する自治体も出てきてもいいのではと思っています。

しかし、集団接種に不向きのお子さんがいるのも確かでしょう。アレルギー体質が強く、卵アレルギーがあったりすると、かかりつけ医に打ってもらうのがいいとお考えの親御さんもいらっしゃることだと思います。

特に当院などは、そういう傾向が強いと思っています。予防接種は近くのかかりつけで、というのが普通でしょうが、当院の場合は新潟市、長岡市、三条市、柏崎市、妙高市、糸魚川市などから接種に来て下さっています。そういう期待も背負っているのだと理解しています。

食物アレルギーがあると、ぜんそくを合併しているお子さんも多く、当院の患者さんでもかなり接種が進んでいると考えています。来週からぜんそくがなくても希望される子ども達に接種を広げていきたいと思っています。

ただし、ワクチンが不足が解消している訳ではありません。数に限りがありますので、予約が充分に取れない可能性があります。14日に予約を開始するつもりでおります。

数がない、予約が取れないかもと書かざるを得ませんが、不安をあおるつもりはありません。

最近、インフルエンザで当院にかかったお母さんはこうおっしゃっていました。「かかるんだったら、早くかかって欲しい」と。周囲で新型インフルエンザにかかったお子さんが元気に園や学校に復帰するのを見て、「新型と言っても、そんなに怖くないんだな」と思ったそうです。それはかなりの部分で正しいと思います。一部、重症化して亡くなる、入院するケースもありますが、1000万人以上は何事もなく回復している事実に気づくことも大切だと思っています。