小児科 すこやかアレルギークリニック

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掛け持ち受診
2008年11月03日 更新

当院ほど、アレルギーにこだわった小児科医院は、新潟県内には非常に少ないと思います。

その分、時代遅れな治療をすることは許されないし、レベルの低いことをやるつもりもありません。エビデンス ベイスト メディスンといって医学的に確実な診断や治療方針で患者さんに対応していきたいと思っています。

当院は上越市内や市外からも患者さんが集まります。先日も、ある小児科で“風邪”、ある皮膚科で診断がないまま治療を受けている患者さんが受診されました。一見して「アトピー性皮膚炎」、ちょっと話を聞いて「小児ぜんそく」があることが分かりました。

症状が良くならないので、お母さんは“アレルギー”を疑って当院を初めて受診されてました。専門医でなければちょっと難しいのかもしれませんが、お母さんのおっしゃる通りすべて「アレルギー」が悪さをしているのです。

気の毒なことですが、アレルギー体質があると、アトピーやぜんそく、食物アレルギーを合併しやすくなるのです。以前、まさに食物アレルギーもあったそうですが、それもアトピーの診断のヒントになるはずですが診断はされず、何故か“抗アレルギー薬”というアレルギーを抑える薬が連用されていました。説明不足を指摘されても、何も言えないと思います。

咳が出れば小児科を、皮膚のために定期的に皮膚科を受診されていたそうです。お母さんにしてみれば、あっちもこっちも通院することは大変だと思います。お母さんには、診断が軽く判断されていると症状がなかなか改善しない、キチンと診断することから治療は始まると説明せざるを得ませんでした。いつも言っている通り、ぜんそくに“風邪薬”は効きませんし、アトピーの皮疹の程度にあった薬を選択しなければ、症状を改善することはできないのです。

お母さんのご希望を聞き、当院での治療を望まれたので、当院で治療させて頂くことになりました。幸い食物アレルギーは軽快しているようです。残念ながら過小な治療だった場合は、アレルギー学会が推奨する治療の「ガイドライン」に沿った治療をすれば、現状よりは改善できると思います。

当院には、「ぜんそく、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー」「ぜんそく、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎」「ぜんそく、アレルギー性鼻炎、蓄のう症」などと複数のアレルギー疾患を持った患者さんが多いです。一人当たりの診察に時間もかかってしまいますが、複数の医院を往復しなくていいので患者さんにとってはメリットがあるのかもしれません。

ぜんそくは小児科、鼻炎は耳鼻科、アトピーは皮膚科といくつの医院も掛け持ちされている場合は、一度ご相談下さい。鼻や皮膚で私の対応し切れない難しいケースもあるかもしれませんが、それなりの対応は可能だと思っております。