当院は、日本アレルギー学会認定のアレルギー専門医の資格を有し、小児アレ小児ルギーには、よりこだわった医療を行っているつもりです。
開院して半年余り。地元では「小児アレルギー専門医院」として少しずつ認知されてきているように思いますが、中越や下越からも患者さんが受診して下さるようになりました。先日は、東北のお隣の県からも受診のお問い合わせを頂いたようです。ありがとうございます。
実は、遠くから受診希望の患者さんに“お願い”があります。多分、当院のホームページをご覧になって受診してみようと考えられていると思うのですが、トップページの一番下の「お問い合わせ」のところから、症状の経過や現在の治療などを簡単でいいので教えて頂きたいのです。
「ぜんそく」は治療のガイドラインが普及してきたために、“治療不足”による繰り返しの発作は減ってきていると思いますし、「アトピー性皮膚炎」も、特に皮膚科の先生ならステロイド剤を上手に使ってくれ、症状は落ち着くようになると思います。遠路はるばる当院を目指して来て頂く一番の目的は、やはり「食物アレルギー」なのではないかと思うのです。確か東北6県で7施設くらいしか食物アレルギーの“専門的”医療はやっていないはずです。
食物アレルギーの場合、アレルギー検査の値だけで判断する医師もいますが、それでは数値に振り回されてしまいますし、正確な判断はできません。重症な患者さんでは、血液検査は“信用”し過ぎず、皮膚テストも併せて行い、充分に吟味した上で「食物負荷試験」を行うべきです。結局、負荷試験が“ファイナルアンサー”なのです。専門的にみてプリックテストという皮膚テストをやって目星を付けてから、負荷試験を考えたり、過去の摂取歴からいきなり負荷試験をやって評価しましょうとなる場合もあります。この辺は専門医に任せて頂くしかありません。
しかし、その皮膚テストや負荷試験は、当院でいつでもできるかと言えば、必ずしもそうではありません。それは「抗アレルギー薬」の影響を受けるからです。飲んでいると、皮膚テストや負荷試験の値が修飾されてしまい、正しい評価ができなくなってしまうのです。できれば5日は服用を中止して頂きたいのですが、今は「花粉症」の季節。なかなか抗アレルギー薬は中止できないかもしれません。このようなことがありますので、遠くから受診される方は事前にメールで“打ち合わせ”をしておいた方が効率よく診療ができると思うのです。
最近はとても忙しいのですが、新潟県だけでなく、世の中のアレルギーで困っている子供たちを一人でも良くしたいというのが当院の理念でもあります。遠慮なくメールでご相談頂いて打ち合わせをしてから、受診して頂きたいと思っています。持てる知識を出し切り、症状をより改善できるよう努力したいと思っております。


