小児科 すこやかアレルギークリニック

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お待たせしました(負荷再開)
2008年02月24日 更新

昨日の勉強会は、これまで6回の勉強会の中で一番の大入りでした。さすがに立ち見は出ませんが(笑)、院内で一番広い待合室がほぼいっぱいでした。ありがとうございました。

当院では、待合室の壁に100インチくらいのスクリーンを取り付けてあります。その前にプロジェクターを設置し、パソコンで作ったプレゼンテーションのスライドを映写しています。私が開院した上越地方のアレルギーのレベルを更にアップしたい一心で行っているのすが、だいぶ張り合いも出てきました。今後も頑張って勉強会を続けていこうと思います。

私が勉強会も含めて、アレルギーの中で特に力を入れているのは「ぜんそく」、「アトピー性皮膚炎」、「食物アレルギー」なのですが、私の一番腕を振るいやすいのは「食物アレルギー」だと思います。「ぜんそく」の患者さんが増えているのですが、大半は重症ではないので、一般小児科でも対応できることが多いです。「アトピー性皮膚炎」も小児科でダメなら皮膚科を受診するケースが多く、皮膚科の先生は薬の使い方が上手なので、たいていが改善します。一部の食物アレルギーが関与する乳幼児のアトピーは皮膚科の先生とはいえ対応が難しいかもしれません。

「食物アレルギー」は「食物負荷試験」ができなければ、ハッキリいって専門的な診療は不可能です。血液検査に皮膚テストを併用しても結局は正しい判断はできません。それは何日か前のトピックスにも書かせて頂いています。ようやく新潟市で負荷試験をやる施設が出てきたようですが、新潟県はごく一部で行われているという現状です。私のこれまで積み重ねてきたノウハウを、困っている患者さんたちに伝授しやすいのが「食物アレルギー」だと思います。県内ではどこに行っても聞けないような話をしているつもりです。

実際にこれまでの勉強会で、人気の高かったのは「食物アレルギー」の話だったと思います。検査だけで判断され、じっと医師の「食べてもいいよ」という言葉を待っている受け身の患者さんや、主治医からの許可を待ちきれずにヒヤヒヤしながら自宅で挑戦してしまうチャレンジャーな患者さんがまだまだ多いのです。本来、除去の“解除”は除去を指示した主治医がやるべき、無理ならできる人に相談するというのが私の考えです。必要のない除去をし続けるのも問題ですが、無謀な“負荷”では、子供さんを予想以上に危険な目に遭わせてしまうことになってしまいます。医療関係の先生方も最近の食物アレルギーの動向を勉強されていれば、「負荷試験」が正確な判断する唯一の方法だとご存知だと思うのですが、なかなかそうはいかないようです。紹介状を書いて頂ければ、当院はキチンと対応させて頂く準備はできています。もっと多くの患者さんに食物アレルギーの知識を持って頂きたいと思うし、「食物負荷試験」の存在や重要性を知り、「負荷試験」を受けて頂きたいと思います。私が診療や勉強会で地道に取り組んで、新潟県の子供たちのために努力していかなければならないと思っています。

今シーズンは、インフルエンザが予想外に早めに収束してきているようです。2~3月は負荷をやらないと宣言はしましたが、状況が変わりました。「お待たせしました!」ということで、負荷試験を“再開”したいと思います。外来が混雑する週初めと週末、それと診療が半日の水曜はなるべく避けて下さい。負荷試験は原則的に「午前中」に行います。午後の遅い時間から試験をスタートした場合、医院の閉まった後にアレルギー症状が起きてしまうと困るからです。

負荷試験をご希望の場合は、まず受診して頂き、食事状況の詳しい問診や血液検査を参考にさせて頂いてから、何を負荷するのか、多種ある場合は何を優先するか、今後の進め方はどうするのかを考えたいと思います。当院からお願いしたいことは、負荷試験は確実に「予約」を取って頂きたいということです。負荷試験自体は、普通の診療の“何倍”も時間や手間がかかります。スタッフの数に限りがありますので、患者さんが何人も集中してしまわないようにして、混乱なく安全に行えるようにすることが重要になってきます。ご協力の程、宜しくお願い致します。