年末年始はどのご家庭でも“特別”なので、医院や病院を問わず小児科は混雑していたことと思います。上越では新参者で、知名度は一番低い当院でもお陰さまでさすがに忙しかったです。
ここ最近は、数日前から熱が続いているとか、急にゼーゼーいって苦しそうだとか、立て続けに吐いていると受診される方も多かったです。「年末年始は平穏無事に過ごしたい」そういうご家族の無言のプレッシャーを感じながらの日々でした。日頃はなるべく5~7日と長めの処方をするようにしていますが、期限が限られているため、申し訳ないと思いつつ「明日また来てね」とか「明後日診せてね」なんてお願いしていました。自分の持てる力を振りしぼって、はたまた運も手伝ってかおおむね改善させることができたと思っています。実は入院ギリギリの患者さんに今日も来て頂きましたが、何とか除夜の鐘は自宅で聞くことができそうです。これでようやく私の今年の肩の荷が下りた気がします。
早いもので、開院してから4か月近くになります。一日一日が大変で、病院に勤務していた時代よりも「どっぷりと医療につかっていた」ように思います。当院の目標は「小児アレルギーを中心に地域医療に貢献する」ことでした。具体的には丁寧な診療はもとより、「患者である子供に話しかける」、「子供を退屈にさせない(お母さんへの説明の時など)」、「点滴など子供の痛がることは極力避ける」などに心を配っていたつもりです。また専門の小児アレルギーの分野に関しては「じっくり問診し説明する」、「必要時に専門的な検査を行う」、「できるだけ早く症状を落ち着かせることを考え、適切な治療を選択する」などを心掛けてきました。
これらの目標が達成できていたかどうかは、患者さんが決める部分が大きいと思うので、よく分かりません。ただ「えっ、もう帰るの?」と言って名残惜しそうにしてくれた子供たちも多かったですし、長岡や糸魚川からの受診もあったりして、かなり多くのぜんそく、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーの子供さんが来て下さったように思います。点滴に関しても、ぜんそく発作では薬の飲めない子など5名程に行ったくらいでした。もしかしたら、少しは思うような医療ができていたのかもしれません。
来年も自分の信じた道を突っ走るだけです。個人的には専門施設で修行してきましたので、かなり重症なアレルギー患者にも対応できると思いますし、食物負荷試験という食物アレルギーのファイナルアンサー的な検査も行っており、同業者の先生からも患者さんを紹介して頂けるよう信頼を高めていきたいと思っています。
スタッフ一同、来年も一丸となって小児医療に貢献できるよう頑張りたいと思っていますので、宜しくお願い申し上げます。


