小児科 すこやかアレルギークリニック

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患者サービス
2007年12月28日 更新

最近は風邪や胃腸炎が流行っており、開院1年生の当院でもかなりの患者さんにご利用頂いております。混むと患者さんは待ち時間が気になると思います。でも医者の立場からみても、実は「待ち時間」を非常に気にしています。お待たせしないのも患者サービスの一環だからです。私も小児科医のはしくれ、風邪や胃腸炎は診察は慣れたもので、リズムよく対応できるつもりです。当院ではその中に“アレルギー”の患者さんが入ります。

“アレルギー”と書いたのは、喘鳴(ゼイゼイ)を繰り返しているのに風邪や気管支炎と診断されていたり、アトピー性皮膚炎を乾燥肌と言われているので、患者さん自身はアレルギーとは思っていないケースも少なくありません。短い診察時間で、最後に「お子さんはぜんそく(アトピー)です。この薬を出しておきますから後日来て下さい。」と言われても、困惑されると思います。そういう時はぜんそくやアトピーの診断基準を分かりやすく説明します。なかなか治らないからこそ、当院に救いを求められるのだと思いますし、充分に説明すれば“診断”を納得して頂けると思います。診断が決まれば、その患者さんが軽いのか、重いのか判断した上で治療方針を決定します。軽ければその都度、重ければガッチリ治療すべきです。プロとして、ベストの方針を立てているつもりです。それから薬の飲み方や塗り方、日頃気をつけるポイントなども説明します。

私のこだわっていることとして「聴診」もあります。特に小さい子は聴診の時に泣いてしまいます。それを避けるために、私は背中から聞くようにしています。背中から聞くと意外と泣きません。また肌に聴診器が触れて怖がる子には肌着の上から聴診器を当てています。ぜんそくは息をはく時にゼーゼーという喘鳴が聞かれます。これが診察上で“最大のヒント”です。子供が泣くと息をはく時に「えーん」と声を出しますよね。泣いている子を診察する時は、泣き声で喘鳴がかき消され、聞こえなくなるのです。キチンと聞かないとせっかくの診断のチャンスを得られなくしてしまうのです。ですから私は泣き止むのを待って、再度聴診にトライすることもあります。

私が不器用なだけなのかもしれませんが、このようにして時間がかかってしまい、本来スピーディに診察すべき風邪や胃腸炎の患者さんをお待たせしてしまうことになってしまいます。だんだん診察が遅いことの言い訳になってきましたね(涙)。最初の話に戻りますが、私は的確に診断し、充分説明し、治療方針を立てるのも患者サービスだと考えています。あちらを立てればこちらが立たず的な話かもしれませんが、よりよい医療のためにこの両立を常に考えながら診療していきたいと思っています。