小児科 すこやかアレルギークリニック

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血管透過性亢進4
2023年02月28日 更新

さて、血管透過性亢進について述べてきました。

「アレルギー」は、例えばスギ花粉のように大した敵ではないモノに対して、過剰に反応してしまうことでした。

「アナフィラキシー ショック」というアレルギーの最重症の状態において、全身の血管で血管透過性亢進が起きたらどうなるでしょうか?。

血管の中の血液が、血管外にしみ出してしまいます。アナフィラキシー ショックに陥って10分ほどで、全身の血液の35%が失われたという論文もある程です。

我々は血液に乗った酸素やブドウ糖などを全身に送り届け、生きることができます。このような状態では、酸素やブドウ糖が細胞に届かなければ、死に至っていきます。

血管透過性亢進という本来、身体を守るためのシステムが、桝魔オてしまうと、とんでもないことになることが理解できると思います。

アナフィラキシー ショックの状態で、有効な対処はエピペンの使用です。猶翌ヘ短時間であることがお分かりになると思っています。