昨日は診療の後に、長岡市まで行ってきました。園関係者の方から食物アレルギーの講演を半年前くらいに依頼されていたのです。ありがたいことに私をご指名でしたので、二つ返事でお引き受けしていました。私自身、人前で話をするのは苦手なのですが、過去に前の勤務先で「アレルギー研修会」を年2回行ってきましたし、実績として上越、柏崎、小千谷、妙高、十日町などで講演はしてきましたので、一応話のツボは押さえているつもりですし、食物アレルギーの子供を取り巻く環境は整備されていませんので、少しでも力になりたいと思ったのです。
昨日は土曜で、ちょっと外来が混んでいたため昼ご飯を食べる間もなく、車を飛ばして長岡へ。話の途中で電池切れを心配したのですが、自分の専門分野の話になるとがぜん燃えてしまいます。1時間半、話し切りました。
話の内容としては、食物アレルギーの基礎知識のほかに、園児くらいになるとアレルギー検査の値は食品除去の判断に使えなくなってくること(検査が2や3でも食べられるケースが少なくないことや食べられやすい食品、そうでない食品があることなど)、皮膚テストも有効であること、しかし結局は「食物負荷試験」で評価しなければ“必要最低限”の除去ができないこと、言い換えると相手が成長期の子供なので「食べさせないか」ではなく「いかに食べさせるか」ということを念頭においてアプローチする必要があること、園での対処法、予後(どれくらい治るのか)などをお話ししてきました。昼下がりの「授業」では居眠りが付き物ですが、皆さん真剣に聞いて下さいました(笑)。
講演の最後に、これでもかっていうくらい質問があり、「現場」ではこんなにも情報を欲しているのだと実感しました。開業医の身ではなかなか時間は取れませんが、食物アレルギーで困っている子供の力になりたいと思っています。なるべく予定をあけますので、園や学校関係者の方はご連絡をお待ちしております。
PS:24日に当院でぜんそくの勉強会をします。過去2回は食物アレルギーの話題でしたが、今回は参加者も多いようです。慢性疾患ですと日頃から疑問に思っていることも多いことと思います。最後にどんな質問でも受け付けますので、是非参加して「スッキリ」して帰って下さいね。


