小児科 すこやかアレルギークリニック

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「オレ流」スタイル
2007年11月07日 更新

当院はお陰さまで、ようやく開院2か月を迎えました。

しかし、上越市民の皆さんにとっては知名度が低く「海のものとも山のものともつかない」状況かもしれません。当院を初診される患者さんのほとんどが、これまでかかりつけの小児科や耳鼻科、内科にかかっていたはずです。それにも関わらず「咳が止まらずに困っている」と救いを求めて受診して下さっています。親御さんにとってこれまでお世話になってきた医療機関を替えるということは勇気のいることと思います。そのようなお気持ちを考慮して、私の心掛けていることは、ズバリ「患者の訴えに耳を傾ける」ということです。その後はポイントを絞っていくつか質問をします。それで診断と治療が頭に浮かぶので、あとは丁寧に治療方針を説明するだけです。

今日、あるお母さんからの鋭いご指摘がありました。かかりつけの小児科医から気管支炎と診断されていたのですが、私に「うちの子は走ると咳が出るんです。そして水を飲むと治まるんですよ。」とおっしゃるのです。前の主治医からは「たまたまだろう」と言われたらしいのですが、実はアレルギーの専門家からすると“偶然”ではないのです。これも診断や治療の上でとても大切な情報なのです。「患者が多過ぎて一人当たりに時間をかけたくともかけられない」という医院もあることでしょう。当院はそこまで患者が多くないせいもあるかもしれませんが、せっかく私を頼ってくれているので、順番待ちの患者さんを更にお待たせすることになり申し訳ないと思いつつ、ついつい時間を割いて対応してしまいます。

このようにご家族からの情報は診断に大きなヒントが隠れており、とても重要なのです。私の専門の小児アレルギーは「慢性」の経過をたどる病気です。私を主治医に選んで下さったとしても、「第二の主治医」は“母親”だと思っています。主治医と患者家族が信頼関係を保ちつつ、二人三脚で治療していくのがアレルギーなどの慢性疾患の治療のコツだと信じて、これまでやってきました。

これは当院の特徴と言えるでしょうが、当院からは40キロ離れているにもかかわらず、前の勤務地である柏崎からも多くの患者さんが受診して下さっております。また更に遠い糸魚川や長岡、小千谷からも通院して下さる患者さんもいらっしゃいます。私のやり方を理解して下さっているのだと肯定的に捉えています。これからも地道に進んでいきたいと思っています。どうぞ宜しくお願い致します。