当院は開院以来、「アレルギー」や「咳」、「皮膚」といった私の専門分野でお困りの患者さんが来院の9割を占めるといった普通の小児科とは異なった状況が続いています。
たとえば「咳」といっても風邪や気管支炎、肺炎、喘息性気管支炎、細気管支炎、ぜんそく、鼻のかかわる咳、消化管のかかわる咳、気持ちのかかわる咳など原因は様々です。咳が出ると主治医から「風邪薬」を出し続けられるケースもあるでしょうが、別の原因だと咳は改善しません。治らないケースは「風邪」ではないから改善しないのです。
咳の原因がいくつもあるとお話ししましたが、これは丁寧な問診である程度区別ができるのです。手前味噌になりますが、「こんなによく問診されたことはないです」とよく患者さんに驚かれます。
私の場合、詳細な状況をお聞きし、診断をつけます。そして副作用の少ない薬を選び処方します。だいたい数日後に再診して頂きますが、9割以上の患者さんの咳は改善しています。それでも改善が今一歩なら「なぜ良くならないのか?」を考え、頭を使って治療を見直し、薬を足したり、変更したりします。そうすると結果的にほぼ全員の咳を改善させることができます。
最近は口コミで「咳が止まらない」お子さんが市内から多く、場合によっては市外からも受診されるようになりました。「通院しても咳がなかなか止まらない」という理由で当院を初めて受診される場合は、特に闘志が沸きます。「咳はいつか止まるだろう」ではなく、「咳を止めようとしないから止まらない」のです。咳が治らず心配だ、咳が続いてもいつも同じ薬しか処方されないというお子様は是非受診して下さい。


