全国学会で、昨日まで述べた3つについて発浮オてきました。
データとしてお示しした訳ですが、その他に強調してきたこともありました。それは「心因性食物アレルギー」です。
昨年秋に行われた日本小児アレルギー学会で、会長の成育医療研究センターの大矢先生との共同研究で、ある大学の臨床心理士の先生が提言されていました。
食物アレルギーは、食べることによって患児は辛い思いをしますので、防衛本狽ニいいますか、味を嫌いになると言うのです。卵の味を嫌いになることが多いのだそうです。
一方、小麦はそういうことがないのだそうです。臨床の現場では、とても納得のいく話です。
これは私の印象ですが、辛い思いはしなくても、医師から保護者から「食べるな」と言われ続けると、恐怖心をいだき、食べることに大きな抵抗を感じるようになるという経験があります。
これは言葉は悪いのですが、食べられないと洗脳しているようだと感じています。小さいうちから卵クッキーでも何でもいいから食べられることを示してあげると、こういうことはほとんどないように思います。
卵や乳に対し、ネガティブな気持ちは与えないようにするのがいいのだろうと考えています。これは親御さんにとっても一緒で、そういう配慮をしているつもりです。
症状を起こしたとか、抗体価が高いとかは「完全除去」の理由にはならないと考えています。おそらく子どもの食物アレルギーにおいて、こういう配慮ってとても重要なんだろうと考えております。


