小児科 すこやかアレルギークリニック

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とてつもなく早い
2022年07月01日 更新

食物アレルギーは、いつ起きるのか?。

食物アレルギーは抗体価が高いくても、食べて症状が出るものとされます。例えば、一番頻度の高い卵ですと、生後8カ月ごろに卵を多めに与えた時に蕁麻疹が出たなどと言われることが多いようです。

ですから、いつ起きるのか?と言われると、生後8カ月となるのだと思います。

ただし、生後7カ月まで卵の抗体がゼロだった訳ではありません。もっと前から卵白の抗体は高かったはずです。

では、抗体が上がり始めるのはいつ頃か?。抗体が上がらないと通常の食物アレルギーは発症はしないでしょうから、上がってきたタイミングがいつ起きるのか?の答えにもなり得るのではと考えています。

これがアトピー性皮膚炎の湿疹から経皮感作を起こしてきます。当院の検討では、生後3カ月の時点で、湿疹のあった赤ちゃんの22%が卵白抗体が陽性となっていました。

ですので、ある意味、食物アレルギーは生後3カ月から始まっているということになります。

そして、そもそもアトピー性皮膚炎がないと感作を受けないと考えており、アトピー性皮膚炎はいつ頃発症するかと言うと過半数が生後1カ月で見られてきます。

確かに発症したタイミングは生後8カ月かもしれませんが、その半年以上前から発症の準備は水面下で行われていたと言えるのかもしれません。とてつもなく早いタイミングというのがご理解いただけると思います。