学会の準備の中で、気付いたことがあります。
食物アレルギーは、除去期間が長いほど、食べるのが怖くなるというのは事実だろうと思います。
医師や親御さんから食べないよう言い聞かされていれば、ある種の「洗脳」状態になることは予想はつくと思います。食べるのは、相当怖いはずです。
当院の最初の負荷試験のタイミングは、多くが0歳、ついで1歳なので、おそらく恐怖心を抱いているお子さんはほとんどいないのだろうと思っています。
仮に重症でなかなか食べられなかったとしても、諦めずに食べ続けていると、病気も根負けするのか徐々に食べられるようになったりします。
当院の負荷試験結果をまとめてみると、4、5歳もしくはそれ以上になって、ようやく卵焼き1個、牛乳200mlを摂れるようになるケースが結構とあるのです。
これには、物心つく前から食べさせるようにしていたので、本人も食べることが怖いとさほど思わないのかなと考えています。
親御さんから「食べられるかもしれないから」と言われるよりは、「習うより慣れろ」ということではないでしょうか?。
私にとっては予想外のいい傾向でした。やはり、小さいうちから食べ慣れさせることは、こういう点からも推奨されると思っています。


