先日、出した画像かもしれません。
生後7ヶ月で、医者に通院しても湿疹が良くならないと当院を初診した赤ちゃんのケースです。
初診時、TARCが3400もあり、卵白もクラス4とかなり高い値でした。敢えて言えば、もう少し早く受診していただければ、卵はクラス4になることはなかったでしょうから、言わば“手遅れ”の状態で受診されました。
2ヶ月後、“手遅れ”を挽回すべく頑張ったお陰で、TARCは300まで低下しています。また卵白の値も、26.5から18.3まで低下しています。抗体価が下がるということは、卵と喧嘩している状態が、和解に向き始めたことを意味します。
オボムコイドもクラス3ですが、高いから必ずしもアレルギーを起こすとも限りません。
この患者さんも1歳となり、卵クッキーを用いて負荷試験を行いました。規定の量を無事に食べられています。私の経験から言えば、この子は卵アレルギーは克服できるでしょう。
言い方は好きではありませんが、“手遅れ”の状態で受診されましたが、無事にリカバリーして、克服できそうです。
皮膚をキレイにして、積極的に食べさせていけば、“手遅れ”の状態から挽回することができるのです。変に除去してしまえば、逆に“手遅れ”な状態に拍車がかかってしまうのだろうと思っています。
ベストなのが、経皮感作が進む前に受診していただくことですが、多少“手遅れ”な状態でもリカバリーはできるのだと考えていただきたいと思っています。



