小児科 すこやかアレルギークリニック

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ウェルカムですよ
2018年08月09日 更新

この場で、私自身が日々考えていることを書いています。

今は、食物アレルギーの発症予防ですね。「経皮感作」を防げは、食物アレルギーは抑えられるという手応えを持っています。

それには、当院の生後1、2か月ではほとんど「経皮感作」が起きておらず、生後3、4か月になると30%が「経皮感作」を受けているというデータが重要になってきます。

このデータは、見たことがなく、当院オリジナルではないかと考えています。当院自慢のデータかな(笑)。

これって、多くは1、2か月でアトピー性皮膚炎の湿疹が出ていますので、湿疹から食べ物が入って、1、2か月の経過で卵の抗体が陽性となることを意味しているのだろうと思います。

誰でもそう考えると思うのですが、卵アレルギーを予防するには、生後1、2か月の時点で手を打たなければならないということなのだろうと思います。

今日のタイトルは、何がウェルカムかのかというと、昨日ある親御さんから質問のメールをいただきました。赤ちゃんが生後4か月で、親御さんがアレルギーの体質があるようです。食物アレルギーを発症していない患者さんからのメールは初めてです。

ただ文面を読むと、かかりつけ医からはアトピー性皮膚炎と言われていないようですが、アトピー性皮膚炎を思わせる湿疹があるようです。「痒み」がひとつのポイントなんですね。

いつから湿疹が出たのか情報はありませんが、もし生後1か月の時点で湿疹が出ていたとしたら、かれこれ3か月の経過になります。3か月もあれば、「経皮感作」は受けているかもしれません。湿疹の程度と、期間で食物アレルギーになるかどうかは分かれると考えています。

明らかに発症していないため、湿疹の原因や離乳食の相談くらいで受診してもいいのかということですが、全然オッケーです。敢えて言わせていただくと、ちょっと遅いくらいです。

多分、アトピー性皮膚炎はあるでしょうし、早く適切に治療を始めないと、「経皮感作」が進行してしまいます。「経皮感作」が起きてもリカバリーはできますが、それ以前に対応したいところだと思っています。

こういうことで誰にも相談できず、悶々としている親御さんも少なくないと思います。意外かもしれませんが、赤ちゃんが初めてかかる病気って、アトピー性皮膚炎が多いのではないかと思っています。

これは残念ながら、その辺の小児科医や皮膚科医に相談しても無駄でしょう。新潟ですと、「はい、乳児湿疹ですね」で終わってしまうと思います。当院に来る患者さんは、普通の医療機関の通っていて、「経皮感作」を受けていますから…。

これをお読みでしたら、早めに受診してください。疑問点を解決できるだろうと思いますよ。