小児科 すこやかアレルギークリニック

クリニックからのお知らせ

病院からのお知らせ

すこやかクオリティ2
2017年05月29日 更新

昨日は、息子と大阪に用事があり、出掛けてきました。

先月はUSJまで車で行きましたが、今回は電車でした。北陸新幹線ができて、金沢までは新幹線で1時間で着いてしまいます。その後は特急で大阪まで。そこから3時間ほどかかります。4時間ほどで大阪に行けるようになりました。

来月は講演や学会発表があり、頭の中では構想を練っていました。そして、電車の中でその構想をノートに記そうと思っていました。

4時間ボーっと過ごすシチュエーションはあまりないので、一気に書き上げました。だいぶいい感じで話を進められそうです。あとは、スライドを完成させるだけです。

先回、「すこやかクオリティ」と称し、水イボを真面目に処置しているという話をさせていただきました。水イボは皮膚の感染症で、これからのプールの季節に問題化します。もともと当院のこだわっているアトピー性皮膚炎に合併しやすいため、水イボにもこだわらざるを得ないのです。

水イボは小児科医と皮膚科医が対応することがほとんどでしょうが、多くの小児科医、皮膚科医が、自分のために効率を重視しているのが、現状だと思います。患者さんのことを思えば、時間がかかろうが、痛くないように取るしかないと思うからです。

個人的見解しては、9割をはるかに超える小児科医、皮膚科医が患者さんを誤魔化しており、逆に私が患者さん本位の方法を広めたいと思っているくらいです。当院のこだわりを画像で示してみようと思いつきました。

今回は早速、第二弾。この画像をご覧ください。これは電子カルテのある患者さんのアレルギー採血の結果を示しています。

卵白は前回がクラス6でしたが、今回クラス5に下がってくれました。オボムコイドという加熱卵白がクラス5と極めて高いのが見て取れます。これは専門医でも「負荷試験どころではない」と言うだろうと思います。

そしてソバとピーナッツが少々悩ましい値を呈しています。ただし、ピーナッツアレルギーを詳しく判断できる「Arah2」がクラス0となっています。

さあ、この患者さんに対し、卵とソバ、ピーナッツを私はどう指導しているでしょうか?。

答を発表します。この患者さん、除去しているものは何もありません。卵もソバもピーナッツもいずれも負荷試験を行い、食べられることを確認しています。少々驚かれたでしょか?(笑)。

当院では、数字だけを見て「負荷試験どころではない」とか言っていないつもりです。「やってみなければ分からない」というスタンスを取っています。

本当の専門医は、無駄な除去をしたくないと考えているでしょうから、そういう対応になると思います。数字だけで判断する医師はあまり信用していません。

これも「すこやかクオリティ」だろうと思っています。