小児科 すこやかアレルギークリニック

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2017年04月15日 更新

先日、遠路遥々負荷試験のために受診された患者さんがいました。

卵の値がクラス5と高く、その患者さんの地元の医者から完全除去が指示されていました。以前は、食べて抗体が上がると考えられていたため、食べないように指導されていたのですが、今は「経皮感作」で上がるとされます。

ですから、「なるべく食べさせる」が正解です。ただし、「家で少しずつ食べさせなさい」という無責任な小児科医が増えてきました。何か起きたら自分の責任であると自覚がないのでしょうね。

ずっと除去されていたので、加工品を用いて負荷しましたが、見事完食。親御さんもうれしそうでした。てか、私の場合は、食べられて当然って感じでした。だって、こんなケースで食べられないことの経験はあまりありませんから(笑)。

実はこの子は、お兄ちゃんで、診察時に9か月の妹さんを連れてきていました。

顔を見ると、いかにもアトピー性皮膚炎って感じでした。この子も新潟市内の小児科か皮膚科にかかっていたようですが、診断も治療もままならない状況だったので、今が大切であること、「経皮感作」を抑えたいことなどを説明し、当院で治療させていただくことになりました。

これが先回のことで、お兄さんが負荷試験の日は、アトピー性皮膚炎の再診でした。もちろん、皮膚はキレイになっていました。アレルギー検査もさせていただいていましたが、サケがクラス2でした。

ちょうど市販の離乳食で、サケを使ったものを食べさせようとお持ちでした。サケがクラス2となると、負荷試験の適応になります。

当日は、負荷試験が混雑していましたが、だったら兄と一緒にそのサケで負荷試験を行いましょうということになりました。

私の印象では、魚はクラス2くらいだと食べられることが多いようです。家でおっかなびっくり食べさせるよりは、離乳食に手頃な市販品を用いて負荷試験ができてよかったと思っています。

当院の場合、わりとこんな感じで柔軟に対応しています。