小児科 すこやかアレルギークリニック

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YABU
2016年11月02日 更新

一昨日、昨日の食物アレルギーの発症予防について触れました。

食物アレルギーで困っている患者さんを大勢診ていると、何とか減らすことができないかという発想が生まれます。私も、経皮感作なんて思いもよりませんでした。

ただ、湿疹から食べてものが入るという仮説が、ほぼ証明されるに至り、皮膚から食べ物が入らないようにするにはどうしたらいいか?ということになります。

昨日も書きましたが、湿疹こそが食物アレルギーのきっかけを作ります。アトピー性皮膚炎があれば、それを早期に治療することが重要になります。そう、湿疹を治療してしまえば、食べ物を入らないようにできる可能性が高まるのです。

小児科医には、アレルギーが専門の医師とそうでない医師がします。専門医でなければ、アトピー性皮膚炎の治療はおろか、診断すらできない医師も結構います。

では、専門医ならいいかというと、専門医なのに“乳児湿疹”なんて言って、効かないようなステロイド軟膏を処方している医者もいたりします。専門医というフレーズににダマされてはいけません。

要は、アトピー性皮膚炎の診療が苦手な医師がかなり多いようです。例えば、上の子が食物アレルギーで、下の子をできれば発症させたくないと思っている親御さんは多いと思いますが、対応できる医師が極めて少ないので、親御さんの期待はもろくも崩れ去ってしまいます。

私が思うに、アトピー性皮膚炎の治療ができる•できないを判断する方法は、ズバリ画像のように治療できるかだと思っています(画像)。これは左が初診時、右が治療開始1週間後です。1週間もあれば、これくらいの治療は決して難しいことではありません。

地域で有名な皮膚科であろうと、大学教授であろうと、アレルギー専門医をうたっている病院の医師であろうと、このようの治療できなければ「YABU」だと考えていいと思っています。もちろん、アトピー性皮膚炎の診療についてですが。

ご参考までに。