最近は、忙しいような、そうでもないような感じです。
ただ、先週の土曜は100名以上の受診があり、診療が終わる頃にはまさに疲労困憊で、医院でしばらく体を休めざるを得ませんでした。開院当初から比べれば、もちろんそうなのでしょうが、体力が落ちているのかな(汗)。
感染症は特にこれが流行っているというものはないですが、寒暖の差があるせいかぜんそくで調子を崩すお子さんが時々います。先日も触れたように、「長期管理」をしていると大崩れはしません。つまり、いきなり呼吸苦を起こして救急外来に駆け込むことは少なくなります。
「転ばぬ先の杖」と言いますか、(例えは変ですが)機械もそうですが、日頃からメンテナンスをしていれば故障しにくいのと一緒でしょう。残念ながら、同じ病気の子どもを診ても、医師によって治療が異なることが問題です。
週末と言うことで、市内のバイキングに家族で夕飯を食べにいきました。そうしたら、金曜の夜に休日夜間診療で「長期管理」されていなかったお子さんに遭遇しました。その時に、専門医にかかって継続的に治療した方がいいとアドバイスを送っていたのですが、翌日に当院を選び、受診して下さったのです。
前医では何度も点滴を行っていたようですが、当院ではほとんどしていません。この辺も医師によって、変わることが多いようです。私のみている感じでは、「経営」に重きを置いている医院では、そういう治療がやたらと多くなる傾向にあるようです。
当院でも、時々発作を起こして受診される患者さんもいます。そういう時には、ステロイド薬の点滴ではなく、内服を行っています。個人的な印象は、差がないと感じています。それが、点滴が少ない理由の一つでもあると思います。
今回の患者さんも同様の治療を行いましたが、早くも改善傾向で、元気に食べたり、騒いだりしていました。親御さんも私の姿を見つけ、会釈をし、「元気になりました」と言って下さいました。
私は自分の知識を駆使しして、点滴をしないようにして、速やかに症状を改善させるようにしているつもりです。そこには利益を上げようという邪念もないし、患者さんしか目に入っていないつもりです。
そもそも「長期管理」も、私が独自の方法で治療している訳ではなく、ガイドラインに沿って対応しているだけです。専門病院でトレーニングを受けたせいも大きいですが、ルールに沿って治療しているだけです。
ぜんそくについてキチンと勉強すれば、やはりガイドラインに沿わざるを得ず、どの医療機関でも同じような治療になるのですが、てんでバラバラで、中には経営に重きを置いたかのような治療がなされていることに非常の違和感を覚えています。
患者さんは、それを知らずにせっせと通い、かなり変わった治療を受け続けていることもあるのです。ある親御さんがそれを称し、「宗教みたいですね」とおっしゃっていましたが、まさにその通りです。
医師の良心は、患者さんを治すことに専念することなのですが、不勉強や重きを置くポイントにより、患者さんはどうにでも変わるというのが現実だと思っています。その辺の実態も多くの患者さんが知っておくべきことなのだろうと思います。


