小児科 すこやかアレルギークリニック

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2015年02月04日 更新

毎年、学会発表を行なっています。

先日の食物アレルギー研究会でも発表させて頂きましたが、やはりほとんどが専門病院や大学病院の先生で、開業医は発表していません。確かに、勤務医とは違って、開業医には当直などなく、そういう意味では楽なのですが、開業医には開業医の忙しさがあります。

忙しいから学会発表できないというのは言い訳なんだろうと思っています。当院の場合、食物アレルギー研究会は5年くらい、小児アレルギー学会は14年くらい連続で発表しています。1年間頑張って診療していて、ひとつやふたつネタはあります。

珍しいケースに当たれば、こんなこともあるんだと他の先生に知ってもらう必要がありますし、自分が食物アレルギーの啓発にこんな活動をやっているということも発表してもいいでしょう。

2年前の学校給食での死亡事故以来、誤食させないことや誤食時の対応の徹底が国を挙げて進められていますが、足並みがそろっていません。本来、医療なのですから、医療のプロである医師が全面的に協力して、食物アレルギーの子ども達を守っていかなければいけないのですが、食物アレルギーを分かっている医師が極めて少ないので、そうはいかないのです。

園医や校医、地元の医師会がビシッとやってくれればいいのですが、アレルギー診断書の記載を断ったりするくらいですから、足並みもそろうはずがありません。

新潟県も例外ではないため、4年前から私が主治医として重症でエピペンを処方している患者さんの通う園や学校をピンポイントで回り始めました。ここまでしている医師はそう多くはなく、これも当院の活動として学会発表させて頂いています。

医師が各園や学校を回ることは難しいようで、文科省がDVDを配布し、校内研修を義務づけるくらいの勢いでやるようですので、私の活動もそこまではしなくていいようになってくると思われます。

先日も書きましたが、これからのトレンドは負荷試験をする病院、医院を増やすことだと思っています。

負荷試験の存在を“隠蔽”する医師は決して少なくないのは、専門医に患者を紹介してばかりで、手元に患者が残らなければ面白くないし、自院の死活問題になるからだろうと推測しています。そこで二つに分かれるだろうと思っています。引き続き“隠蔽”しつづける医師と、負荷試験を行なおうとする医師の二つにです。

“隠蔽”する医師はいなくならないと思います。リスクを背負いたくないし、面倒くさい→そこまでしてやりたくない、という医師は存在します。一方、負荷試験をやりたいけれど、“食わず嫌い”になっている医師もいそうです。だったら「こうすると、リスクを下げて負荷ができますよ」というのを示すと、「オレもやってみよう」となるのだと思います。

当院は、インフルエンザの予防接種で混雑する秋に、場合によっては200名を超える患者さんが受診されますが、スタッフの協力が不可欠ですが、負荷試験も4件とかやっています。「忙しいからできない」なんて理由にはして欲しくありません。

ということで、当院のやり方を発表していこうと思っています。今年は3つエントリーしようと思っていましたが、現在募集中の学会もあり、4つめも発表しようかなと思っています。今年はちょっと忙しくなりそうです。