昨日の朝5時頃、いきなり土砂降りになりました。
私は、外に飛び出しました。睡蓮鉢で買っているメダカを心配したからです。鉢の中に水が並々と入っていたため、雨が降ると水が溢れてしまいます。金魚ならまだしも、水面にいるメダカは水と一緒に溢れてしまうと思ったからです。
傘をさしつつも、ポンプで水を抜き、水を減らしました。朝、出勤の際に確認するとメダカは無事でした。その代わり、パジャマがびしょ濡れになりました(涙)。
1週間前に70キロ離れた某市から患者さんが受診されました。
このお子さんの親御さんは食物アレルギーで悩んでいました。前医からあれもこれも除去と言われていたからです。何度か受診して頂き、負荷試験を繰り返し行ないました。
いずれも食べられることが分かり、除去していたものが全て除去する必要がないことが分かり、通っている園に除去の解除のお願いをしました。
通常は、これでお別れとなります。手塩にかけて負荷試験をやってきた仲ですので、ちょっと淋しい瞬間ですが、食物アレルギーで受診していて、除去するものがなくなれば「ハイ、さよなら」となるのは仕方のないことです。
それから半年以上経って、皮膚症状で相談に来られました。
新潟県は、アトピー性皮膚炎の誤診率が相当高いと思っています。それだけ専門医が少ない証拠でしょう。最近は、皮膚からアレルゲンが入り、食物アレルギーにつながっていく可能性が示されており、お互いに合併しやすいようです。
この患者さんも、アトピー性皮膚炎を合併していました。先月から身体のところどころを掻き壊し、一部ただれたようになっていました。
地元の皮膚科に行っていたのですが、改善がなくても同じ薬を出されていました。医師は「様子をみてくれ」というのみ。
申し訳ないけれど、こういうモラルの低い対応は止めて欲しいと思っています。診断も明らかにせず、というか“できず”でしょうが、自分が精一杯治療して良くならなければ、専門医に紹介すべきなのですが、それも全くありません。
こういう無責任な対応をしていると、患者さんは何となく通い続け、医院には収入が入ります。紹介すれば、患者さんは来なくなります。その分の収益は減ることでしょう。
困り果てて当院に駆け込んでくる患者さんは、皆こんな感じです。前医が自分で対応できなくても紹介すらせず、“のらりくらり”とやっていて、「様子をみてくれ」と言ったりしています。
敢えて言いますが、アトピー性皮膚炎をキチンと診断できず、悪化時の治療もまともにできない皮膚科医が少なくないことに正直、やり切れなさを感じています。この患者さんもアトピー性皮膚炎の悪化でした。
医師が危機感を持つべきですが、そんな雰囲気は全く感じられず、となると逆に患者さんの方が危機感を持つべきでしょう。一部でしょうが、ダメな皮膚科にかかっていると、自分の子どもを守れないという現実を直視する必要があるのです。
まだ低年齢ですが、痒いから掻く、掻くから皮膚がダメージを受け、更に悪化するということを繰り返していました。私だけでなく、アレルギーの専門医なら、1週間ほどで改善させる治療薬を選択するはずです。
70キロ離れているので、短いスパンで再診して頂くのは気が引けるのですが、1週間後に再診して頂きました。あれだけ何度も皮膚科に通い、改善しなかった皮膚がものの見事に改善していました。
親御さんには満足して頂けたようです。その一方で、地元の皮膚科医に疑念を抱かざるを得ないでしょう。
多分、二度とその皮膚科には行かないでしょうから、今回の1週間の治療での改善は知る由もないでしょう。私は患者さんの要望に応えただけですが、皮膚科医からすれば「余計なことをして」と思うかもしれません。「自分の患者を盗った」と逆恨みされるかもしれません。過去の経験から言うと、「あそこに紹介すれば、こんなに良くしてくれるんだ」と思ってくれる医師は少ないようです。
患者さんからすれば、自分に手に負えなければ別の医師に紹介してくれるだろうとお思いでしょうが、あまり期待できないことを理解し、どこかで100%医師を信用しないことが大切かもしれません。通院しても良くならなければ、医者を代えるのが一番現実的なお薦めであることを知っておいても損はないと思っています。


