小児科 すこやかアレルギークリニック

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ギリギリ
2014年03月28日 更新

最近、1日が過ぎるのが早いような気がします。

もう3月も終わりで、これで1年の4分の1が終わることになります。今年に入って大したことをやっていないので、焦りを感じます(汗)。

まもなく4月。消費増税となります。「今のうちに何か買っておかなくては」と思ったりします。でも、さして思いつかない…。ギリギリまで考えようと思っています。

年度末ということで、転居される方も結構いらっしゃいます。アレルギーがあって、自分なりに手塩にかけて診療してきた患者さんが、自分のもとを離れるのは淋しい気持ちになります。

食物アレルギーのあるお子さんのお母さんから「〇〇県に引っ越すことになりました」と言われました。特に食物アレルギーでは、転居先に負荷試験をやってくれる医師がいるかどうかが一番気になります。

新潟県は、食物アレルギーの医療レベルに不安があることは分かっていますが、専門医が多くて恵まれた都道府県はそうあるものではなく、この患者さんの転居予定の〇〇県も相当心配だったりします。

食べさせていないものに関し、いずれ負荷試験をやりましょうということになってはいました。確か転居を告げられたのが3月の頭くらいだったので、「じゃあ、こちらにいるうちに負荷試験をやっておきましょう」ということになりました。

この患者さんが食べていなかったのは、ピーナッツとソバでした。多分、ほとんどの小児科医が「食べなくてもいいでしょ」と言いそうな食品です。ちなみにピーナッツはクラス3、ソバはクラス0でした。

ソバなどは、0と分かっていても誰かが背中を押してくれないと食べられなかったりします。その辺を汲み取って、クラス0であっても、負荷試験をやることもあります。

まずピーナッツから負荷試験をやることにしました。ここで私が負荷試験をしなければ、転居先でよっぽどこだわった医師でなければ、食べることを諦めるかもしれないと思いました。クラス3とは言っても、値は低い方だったので、食べられる可能\性も考えていました。

負荷試験を進めてみると、残念ながら途中で蕁麻疹のほか、咳き込みが始まりました。これまでピーナッツは食べていなかったので、除去すべきかどうかはよく分からなかった訳ですが、除去すべき食材であることが判明しました。これはこれで、意味のあることだと思っています。

先ほど述べた通り、ソバは0でしたが、「怖くて食べさせていない」なんてことはよく聞きます。負荷してみると、今度はあっさり食べられました。

これは今週の頭のことで、もう今日辺りに引っ越しされると聞いていましたので、本当に駆け込みというか、ギリギリだったのです。

今回の駆け込み負荷試験で、ピーナッツは自信を持って除去、ソバは自信を持って食べられることが分かったでしょうから、少しはこの患者さんに貢献できたのかなと思っています。