先日、児童生徒の間のアレルゲンで果物が急増している話をしました。
多くが花粉症がらみで発症する「花粉-食物アレルギー症候群」だと考えており、症状は「口腔アレルギー症候群」という形だと思います。
「口腔アレルギー症候群」とは、食物アレルギーの一種です。食物アレルギーは食べてまもなくじんましん、咳、嘔吐などがみられるのが一般的だと思いますが、口腔アレルギー症候群は、果物や野菜を食べて、口の中が痒くなる、口に違和感がある、唇が腫れるといった症状がみられます。
早いと3歳くらいから発症するようですが、小学生で発症してくることもよく経験します。
課題とはここからです。食べて治すという手法が使えないと考えており、基本的に除去になってしまうと思います。医師から食物アレルギーなので除去するようにと指示が出ると、「嫌だから食べたくない」となってしまいます。
めげずに食べるお子さんもいますが、多くは食べないとなります。年齢が長じてからの発症なので、食べ物に恐怖心が覚え、ひたすら避け続けるという形になりやすいと思います。
第一人者も除去やむなしという指導をしているでしょうから、治らずに患者が増え続けると推測されます。口腔アレルギー症候群の「治療」についての研究が待たれます。


