小児科 すこやかアレルギークリニック

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2010年05月05日 更新

ゴールデンウィークもあっという間に終わってしまいそうです。また、忙しい日々に戻ってしまうんだなと思っています。

4日はちょっと時間があったので、近隣の病院に行ってきました。ゴールデンウィーク直前に肺炎で紹介したお子さんを見舞うためです。自分の紹介した患者さんは気になるため、時間の許す限り顔を見に行くようにしています。

ゴールデンウィークやお盆、年末年始直前はいつも気合いが入ります。開業医の腕の見せ所だからです。診療していると、中には調子の悪いお子さんもいます。そのまま悪化すれば、入院してしまう可能性が高まります。いかにして入院を回避するかは大事なポイントになります。

悪化しそうなら早めに手を打ち、何とかしようとします。アレルギーも呼吸器の病気もこだわっているため、だいたい何とかなるのですが、どうにもならないこともあります。入院をしないに越したことはありませんが、入院治療がベストと思えば、ためらわず紹介しています。

そのお子さんは、熱が続くため、検査をしたところ炎症反応は全くの陰性で、ウィルス感染と判断していました。診療をしていると、熱が数日続くお子さんもいます。じきに下がるだろうと思っていました。しかし、そのお子さんは下がりませんでした。祭日を挟んで、急に悪くなった気がしたので、炎症反応をみてみると急に上がっていました。流れから考えると、最初はウィルス感染だったのが、熱が下がらないため、細菌が便乗して悪さをして、二次感染を起こしたものと考えています。

抗生剤の点滴をして改善する見込みもあったのですが、レントゲンを撮ってみると肺炎を認めました。肺炎は軽ければ入院しなくても治療はできますが、二次感染の場合はそれなりに体力を消耗していることも多いですから、お子さんの状態を考えると入院がベストと考えられました。

炎症反応が10以上が入院の適応だという医師もいるようです。今回はそこまで高くはありませんでしたが、アレルギー検査と同様で数値だけで判断できるものではありません。全身状態や肺炎の程度により考えるべきものでしょう。他のご家族の協力も得られそうということもあり、入院して頂くことになりました。

お見舞いに行った時の親御さんの話では、入院して治療を開始してからじきに解熱したそうです。細菌感染なので、抗生剤がよく効いてくれたのでしょう。では外来で治療が可能だったかとなると、それはどうなのでしょうか?。熱が続くお子さんが皆、肺炎になる訳ではありません。

少し前までウィルス感染の値だったので、その時から抗生剤の点滴をしても意味はなかったでしょうが、どうしたら入院を避けられたのだろうか?と考えなければなりません。今後、似たようなケースがあれば、その経験を活かしてこそプロだと思うからです。

当院では、診ている患者さんを100%治す気持ちで治療に取り組んでいるつもりです。もちろん入院は避けたいと考えています。祭日も挟んでいたので、どの時点で細菌感染を疑い対応すべきだったのか、正直ちょっと難しかったのではないかと思ってはいます。今後も反省すべきは反省し、ベストの医療ができるよう努力していかなければならないと考えています。