小児科 すこやかアレルギークリニック

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結構忙しい
2011年08月10日 更新

昨日、食物アレルギーによるアナフィラキシーのためにエピペンを持っているお子さんの通う園の先生と話し合いを持ちました。

人はミスを犯してしまうこともありますので、誤食は起こり得ます。最悪の事態を想定し、アナフィラキシーにどう対処するかをシュミレーションしておく必要があります。

園から3人の先生の参加があり、親御さんも含め、食物アレルギーの時に起きた症状や、万が一の時のエピペンの使い方、そこまで重くない症状の場合の内服薬等の対応などについて確認しました。

一生懸命話していたら、1時間半くらい経っていました。1日の診療後、間髪入れずだったので、終わった頃には疲労困憊でした…。

11日から18日まで夏期休暇を頂きます。かかりつけの患者さんにはご迷惑をお掛けしますが、宜しくお願い致します。両親を連れて旅行に行く予定にしています。実は、その前に一仕事があります。10日に中越地区の養護の先生を対象に子どものアレルギーについて、講演を依頼されています。

この3月に園にも「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」が出ましたが、もっと前に小学、中学、高校用に「学校生活管理指導表」が存在します。園のガイドラインをご存知の園関係者は少ないと思いますが、学校生活管理指導表は注目度が高いように感じています。多分、学校で児童、生徒がアナフィラキシーを起こし、親や救急車がすぐに駆けつけられない場合に限り、学校の先生がエピペンを打たなければならない事態も想定されるからです。

確かに、アナフィラキシーショックという極めて重い食物アレルギー症状を起こした場合は命に関わることもあり、30分以内の処置が必要とされます。エピペンの使い方を知っておく必要性はあります。しかし、食物アレルギーだけ知っていれば良いかといえば、そうではないでしょう。

そもそも小学生から高校生までのアレルギー疾患の頻度を全国調査として調べたら、ぜんそく、アトピー、鼻炎、結膜炎もかなりの頻度があることが分かり、学校生活を送る上でアレルギー児を無視できないことから学校生活管理指導表が作成されたと聞いています。

学校でぜんそく発作を起こしてしまい、呼吸不全を起こすこともあるかもしれません。学校で汗をかいてアトピー性皮膚炎が悪化し、掻痒感が増すことも考えられます。その辺りの対処法も知っておく必要があります。

養護の先生方もいろいろとお忙しいのでしょうが、今回、是非ともアレルギーの対応を知っておきたいというニーズは強かったのだと思います。これを機会に理解を深めて頂きたいし、食物アレルギーを含めた内容の話となると、「食物負荷試験」をやっている医師でないと説得力のある話はできないのではないかと思いますので、そんな意味でも私に白羽の矢が立ったのだと考えています。

昨年も上越の養護の先生を対象としたアレルギーの講演に呼んで頂きましたが、アレルギー児の生活の質を上げるのは私のライフワークでもあり、周囲の理解不足と戦っていく覚悟も持っています。声がかかれば、いろんなところに飛んでいくつもりでいます。

10日は診療が終わった後、講演会会場のある魚沼市に行きます。その後はプライベートですが、10日のうちに両親を連れ、成田まで行かなければなりません。飛行機内では、今月26日に予定されている佐渡での講演の準備をするつもりで、パソコンも持っていくつもりです。自分で立てた予定とは言え、結構ハードです(汗)。

明日告知する予定ですが、10月1日開催の「すこやか健康フェア」の準備も同時並行で行なっており、結構忙しい毎日を送らせて頂いています。

あまりにヒマだと、自分があまり必要とされていないというような不安に駆られてしまいますので、忙しいうちが華なのでしょう。そう考え、乗り切っていきたいと思っています。