小児科 すこやかアレルギークリニック

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健康フェアのスタイル
2011年09月20日 更新

19日は敬老の日でした。

週末の運動会のビデオを私の両親に見せるために実家に行ってきました。出掛ける旨を電話で伝えると、「すこやか健康フェアも近く、忙しいだろうから、終わってからでいい」と言います。私の書いていることは、連日チェック済みなので、私の行動がバレバレです(笑)。

結局は、車を飛ばして孫の成長を見せに、実家に行ってきました。今回はそう忙しくもないからです。私の実家は、今は合併して長岡市になっていますが、さほど遠くもありません。

過去に3回、上越の地で「すこやか健康フェア」を行なってきました。やはり、当院のお膝元のレベルアップを図らないことには、患者さんは救われないと思ったからです。

過去の「すこやか健康フェア」のスタイルは、こうです。

10時に当院を解放し、私が講演で用いるスライドをプリントし、それを院内に掲示していました。ちょっと文化祭のような雰囲気です。11時から1時間ほど、院内の待合室で私から食物アレルギーの話をさせて頂きます。12時から、当院で診ている食物アレルギーのお母さん達にご協力頂き、アレルゲン除去メニューを作って来て頂き、作り方や試食会も行なっていました。

14時から市内の文化会館で特別講演会を行っていました。ちなみに講師は、1回目が福岡病院の管理栄養士の池本美智子先生、2回目が富山大学小児科の足立陽子先生、3回目が神奈川県立こども医療センターの高増哲也先生をお招きしています。昨年は、ここ最近注目されている「食べた治す」という経口減感作療法の治療を中心に高増先生にお話しして頂いています。

いずれも日々、食物アレルギーに取り組んで下さっている全国的にも有名な先生方です。田舎の開業医が、なかなか呼んでこれないような先生と言えると思いますし、好評を頂いていたと思います。これまではこういう流れで、実施していました。

いつもなら、私も話をしていたので、直前になると準備に余念がありませんでした。今年は、新潟市開催ということで、「特別講演会」のみとなりました。

食物アレルギーがあれば、ぜんそくやアトピー性皮膚炎も合併しやすくなります。本当は、新潟県のレベルは私がよく分かっているので、いつもこの場で書いているような、ぜんそくが風邪や気管支炎などと見逃されている一方で、アドエアなどの重症児にしか使わないような薬が軽症なお子さんに使われる、過剰治療といえるようなケースが増えていること、当院を受診される乳幼児のアトピー性皮膚炎のほとんどが“乳児湿疹”と誤診されていることなどを伝えたかったし、アレルゲン除去食の試食会もやりたかったのですが、初めての新潟市開催ということもあり、端折らざるを得ませんでした。

今回は、人口の多い新潟市で行なうこともあり、事前の参加希望を多く頂いており、大勢の参加が見込まれます。新潟県内のレベルアップを図るには、一人でも多くの患者さんや食物アレルギーにかかわる職種の方に現状を知って頂くことも重要であり、それを知っている私が、話す機会も作っていかなければならないのかなとも思っていますし、試食会も復活させたいと考えています。

いずれにしても、今回は私の話す機会がないため、若干、手持ち無沙汰な部分もあります。イベントまで2週間を切ったというのに、いつものようなスライド作りに励み、「あの話もしなければ」という緊張感がないのは淋しくもあります(汗)。

過去3回の「すこやか健康フェア」を経て、ニューバージョンとして4回目を開催します。今回がうまく行けば、今後の健康フェアを企画運営していくにあたっての大きなヒントが得られると思っています。

実は、頭の中には来年はここで、どの先生をお招きして話をして頂こうという構想はある程度はできています。今回の健康フェアの参加の皆さんからアンケートを記入して頂こうと思っていますが、それも参考にしながら、新潟県全体の啓発のために努力していこうと思っています。