小児科 すこやかアレルギークリニック

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話し合い
2011年12月01日 更新

またまた、夜な夜なスライドを作っています(汗)。

養護の先生への講演会は終わりましたし、小児アレルギー学会の発表も済みましたので、しばらくはヒマになるはずでした。外来の混雑とインフルエンザなどの予防接種の多忙さで体は疲れているため、いや、そうなって欲しいと願っていました。

先日、電話が入り、話し合いを持つことになりました。何の話し合いかと言いますと、私が診ている患者さんの通う園にエピペンを預かってもらうための話し合いになります。最近、最も力を入れていることなので、手抜きなんてできません。

園長や関係者の方がいらっしゃるそうです。10月に中越の某市まで出向いて、やはりエピペンを預かってもらえるようプレゼンテーションを行ないましたので、その時のスライドをもとに、今回の患者さんのデータを入れ作り直さないといけません。呼吸器感染症の時はスライドを一から作りましたので、膨大なエネルギーを要しましたが、今回はそういう意味では楽だと思っていました。

このお子さんのカルテを見直してみたら、食物負荷試験を過去に8回行なっており、その辺りの話も組み入れなければならず、チョイチョイという訳にはいかないようです。

また、医師であってもアレルギーの専門医でなければエピペンを打つのは、かなり迷うと思います。それを人命救助のためとは言え、一般の方がやるとなると、正直言って相当ハードルが高いはずです。

ただ、最悪のケースでは、そうせざるを得ず、子どもも園の先生は自分自身も守れません。“最悪のケース”はそうそうあるものではないですが、可能性はゼロではないため、「こうなったら、思い切らなければならない」という状況を理解しておいて頂きたいと思っています。

話の漏れを少なくするには、パワーポイントによるプレゼンテーションが適していると思われ、自宅に帰って、仮眠のあと、夜な夜なゴソゴソとパソコンに向かっているところです。

話しようによっては「そんなの絶対にできない」なんて捉えられてもらうと困るので、その辺にも配慮しながらスライドを作っています。

当院は、アレルギー検査が陽性であっても、食材を増やせるよう積極的に「食物負荷試験」を行なっていますが、負荷試験の存在をご存知でない方にとって「検査が高いのに、なぜ食べさせるんだ」という疑問も出てくるでしょうから、そういうことも理解を深められるように考えています。

また「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」にも触れなければならず、誤食時の対応はエピペンばかりではありません。軽ければ抗アレルギー薬やステロイド薬の内服でも対応できることもあります。

アナフィラキシーショック既往者へのアンケート調査で、何分でアナフィラキシーに至ったかなどのデータやエピペンを打たなければいけないタイミング、有効性なども触れる必要があります。

ようやくほぼ完成ですが、30枚くらいになってしまいました。診療が終わったあとに、話し合いの予定になっていますので、診療自体もなるべくは18時半に終わらさなければなりません。最近の状況を考えると、ちょっと自信がありません(汗)。

今後も園や学校にエピペンを預かって頂けるよう働きかけをやっていこうと思っていますが、今年中にやっておかなければいけないことも頭の中にあり、この話し合いが終わっても、まだまだやるべきことはなくなりません。

食物アレルギー児の対応をより改善させるのが、私の役目と考えており、もうひと頑張りもふた頑張りもしなければならないと思っています。