今週末に、大阪で日本小児アレルギー学会が開催されます。
私がスロースターターだということもあるのですが、いろいろ講演の準備などで肝腎の学会の準備が大幅に遅れていました…。
そういう時はいろいろ重なるものです。この週末もスライドの作成にとって“稼ぎ時”だったのですが、結構大変でした。土曜も診療が終わってから、気道過敏性試験をやりました。いつもは夏休みにやるのですが、今年は講演ラッシュで土曜の午後も市外に出掛けていたので、気道過敏性試験の時間を十分に取ることができませんでした。
この日は新潟市で学会もあり、顔を出そうと思いました。気道過敏性試験は1時間ほどかかるのですが、それを終わらせて高速をいざ新潟へと走らせます。帰ってきて、ようやく学会の準備です。
私が開院以来こだわってやってきた負荷試験のデータをいろいろ披露することになるのですが、欲張ってあれもこれも話したいと思いました。スライドを作っていると、私に与えられた時間は15分なので、一般的にはスライドは15枚程になります。どう考えても、時間が足りないのです(汗)。
ということで、かなり絞った話をせざるを得ません。そもそも食物アレルギーは卵と牛乳の頻度が高いので、それを中心に話す組み立てに切り替えました。構想はだいぶ以前から練っていたので、今の私にとってそこそこの完成度に仕上がってきた感じです。ただ、直前まで微調整は必要になるでしょう。
これで何とか間に合いそうだというところまでこぎ着けた訳ですが、これからふたつ目です(大汗)。
私が福岡の専門病院で学ばせて頂き、新潟に帰ってきたのが平成14年になります。専門病院は、学会活動も大切な仕事のひとつです。そう教えられたこともあり、新潟に帰っても日本小児アレルギー学会での一般演題の発表はなるべくやっていこうと考えました。研究のために診療をしている訳ではありませんが、真面目に取り組んでいれば、ネタは出てきます。
それからイチロー選手とのライバル関係が始まりました(笑)。イチロー選手がアメリカに渡り、1シーズン200本安打を何年も連続して記録していました。私も何年連続という形で学会発表を行なっていて、ちょうど一緒の年数だったのです。
イチロー選手も年齢の壁には勝てず、昨年その記録はストップしてしまいましたが、私も気力のある限り、頑張ろうと思っていました。今年は3月に開業医における負荷試験の話を頂いたので、一般演題には出す必要がなかったのですが、本決まりか分からなかったので、一般演題にもエントリーしていたのです。一応、記録も継続中で11年連続12回目の発表となります。
実は、今年は一般演題をふたつ出すつもりでした。多くの開業の小児科医が、時間やリスクを負荷試験ができない理由に挙げています。開業医でも連日100人以上の患者さんが受診されても、負荷試験はできない訳ではないという話もしようと思っていた矢先に、偶然今回の話を頂いたのです。
ということで、結果的に今回の学会ではふたつの発表をやる予定になっており、より大事な依頼のあった方のスライドの目処が立ったら、ふたつ目のスライド作成に取りかかれるのです。ようやく手掛けることができます。
こちらもある程度構想は頭に入っていたので、数枚のスライドはでき上がっています。ただ、こんな自転車操業的なギリギリの学会は初めてかもしません。あまり精神衛生上よくありません。
今は緊張感で満ち溢れているので頑張れますが、学会が終わったら、ふぬけになってしまいそうです。そんなことを言いつつも、10月は「すこやか健康フェア」も控えており、インフルエンザのワクチンも始まります。小児科医にとって、辛いくらい忙しいシーズンに突入します。
気を引き締めて、まずは目先の学会の準備に専念しようと思っています。


