当院は、患者さんがなるべく受診しないように心掛けているつもりです。
風邪程度なら再診は不要と言っているし、ぜんそくの内服薬やアトピーの軟膏は多めに出しています。ただし、最近は気候の影響が大きいのでしょうが、咳が出やすい患者さんが多く、薬を飲んでいても止まりづらい方も少なくありません。
当院は200人もの受診に対応した診療スタイルは取っていないので、そうなると疲労困憊です。消防へのアナフィラキシーの講演は、かなり力が入っていたため、少し寝不足になっていましたし、尚更です。そんな中、正直祭日があるのはありがたいものです。ちょっと溜まった疲れをとるいい機会を頂いたと思っています。
インフルエンザワクチンは小児は2回受ける必要がありますが、1回目の方もまだまだ多いようです。そんな中、衝撃的なニュースが流れました。
市内のある中学校で、インフルエンザによる学級閉鎖があったのです。県内ではトップクラスに早いようです。
それを聞いて、まだ受けていなかった方々がインフルエンザワクチンを慌てて受ける、ということも今後増えそうです。また、発熱の患者さんがインフルエンザを心配して、「インフルエンザか調べて下さい」とおっしゃるケースも見られるようになりました。
患者さんの中には、学級閉鎖のニュースをご存知ない方もいるため、情報提供することになります。中学校は上越市の浦川原区にあるので、「浦川原の中学校でインフルエンザによる学級閉鎖がありました」と言うようにしています。いわゆる注意喚起のためです。
そういうつもりが、ある患者さんに「五所川原で…」と言ってしまいました。私が大学が青森県の大学だったので、五所川原市は弘前市と隣り合わせであり、なじみがあります。患者さんが部屋を出ていってしばらくしてから、それに気付き「この人、何言っているんだろう」と思われたかもしれません(汗)。疲れのせいかな…。
いずれにしても、今年の流行は早いようです。
ちょっと気になるのが、「食物負荷試験」への影響です。負荷試験をやる時は、院内の滞在時間が長いので、インフルエンザの患者さんを診療しながら、負荷試験の患者さんを診ることになると思います。そうなると、インフルエンザをうつしてしまわないか心配になります。それでは申し訳ないので、流行期だけ負荷試験を休止しています。
個人的には、負荷試験のニーズが高いため、インフルエンザなんて流行して欲しくないと思っています。ただ、流行は毎年起こっているので、避けられないでしょう。本格的に流行してくれば、申し訳ありませんが「負荷試験を休止します」という案内を出さざるを得ません。
ネットを見ていたら、こんなニュースを見かけました。「貼るインフルエンザワクチン、5年後実用化へ」
http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/resemom-20121119-10906/1.htm
ただでさえ、予防接種が多く、同時接種で左右の腕に針を刺され、大泣きする子ども達をよく目にするため、5年とはいわず、早めに実用化して頂きたいものだと思っています。


