小児科 すこやかアレルギークリニック

クリニックからのお知らせ

病院からのお知らせ

5日が締め切り
2012年12月05日 更新

「もう12月なのか」というのが正直な気持ちです。

今年は、開院してから一番忙しかったように思います。いや、多分そうでしょう。

上越市民に当院がアレルギーだけでなく、小児科であると認知され、アレルギー以外での受診も増えました。それに伴い、予防接種の希望者も多く、単純に仕事量が増したということもあります。

市内外からアレルギーで困っている患者さんも受診されますが、例年に比べてどれくらい多いのかどうかまでは分かりません。ただ、講演を30回以上やっていますので、これまでご自分が受けてきた“医療”がお薦めのものでないことに気付き、慌てて受診される方もいらっしゃいます。

その上で学会活動も行っています。日頃の臨床的な研究成果を学会で発表しているのです。例年必ず発表しているのは、日本小児アレルギー学会と食物アレルギー研究会の2つです。日本小児アレルギー学会は11年連続、食物アレルギー研究会は3年連続で発表しています。

食物アレルギー研究会は、来年1月に開催されますが、実は発表の締め切りが12月5日(水)まででした。そう、昨日までだったのです。

「今回は発表を止めようか」と思っていたのですが、先月30日の朝にNHKの「おはよう日本」で取り上げられた食物アレルギーに関するニュースを見て、「やっぱり出そう」と思った次第です。

先日もこの番組のことには触れましたが、日本には食物負荷試験をやる医療機関が県によっては存在しないため、負荷試験をやる医療機関を整備するよう県に働きかけをしているお母さん達もいるそうです。

私自身が一応食物負荷試験はやっていますので、そういう意味では、嫌な言い方になるかもしれませんが、その県よりは恵まれていると言えましょう。しかし、新潟県内には数える程しかないため、ある意味、五十歩百歩だと思っています。

私の目下の目標は、食物アレルギーの子ども達が安心して、食事を摂れる環境を作り上げることです。そのためには、園職員が食物アレルギーについて正しい知識を持つことが欠かせません。食物アレルギーの基本的な知識を持ち、誤食時の対処法を知っておいて頂きたいのです。

ところが、行政によっては誤食時の対応すら現場任せで、厚労省の方針すら守ろうとしていないところもあります。やはり、理解不足なのだと思っています。

ということで、いくつかの市に働きかけ、国の方針に沿った対応をできるようになったところもあります。私が地元の患者さんにご協力頂き、そういう対応ができるようになった過程は、理解のない不足している他県に今後に参考になるかもしれないと思った次第です。

一応、5日にエントリーのメールを出しました。先週の隣の市の消防隊員への2週連続の講演が終わり、講演活動という忙しさから解放されたはずですが、また準備を進めなければなりません。