先日、いたましい事故が報道されていました。
東京の11歳の女の子が給食を食べ、その後にアナフィラキシーショック状態になり、亡くなったというニュースです。食物アレルギーは死亡することもあり、細心の注意を払わなければならない病気であるということを再認識させれてました。
その少し前にも「ISSAと婚約解消の福本幸子 アナフィラキシーショックで病院搬送」というタイトルのニュースがヤフーのトップページに載っていました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121218-00000071-spnannex-ent
福本さんのブログに「全身の痒み、浮腫、嘔吐、下痢、呼吸困難、難聴、血圧低下、意識障害」という症状が一瞬にして出たといい、「冗談抜きで、もう殺してください!って思うくらい苦しくて」とそのつらさが書かれているそうです。
原因食品について記載はされていませんが、成人ならエビなどの甲殻類、ソバ、ピーナッツ辺りでしょうか。それをちょっとした油断から口にしてしまったのでしょう。「健康であること、生きてることに感謝する事を忘れた私に、神様からの戒めだったんだろうと思う」とやはりブログに記載されているようです。
既にエピペンも主治医から処方されていたそうですが、まさかの不携帯だったそうです。症状をみてみると、血圧低下、意識障害とも書かれており、かなり危険な状態であったことが伺われます。しかも、それは明らかにエピペンの適応でした。
芸能人の方なら、都内にお住まいだったのではないかと思います。幸い、病院にすぐに搬送され、適確な処置を受けたようです。心配するフォロワーに「大丈夫 注射一発で治ったよ」と回復したことを報告されています。
アナフィラキシーショック時に様々な病態が起こりますが、それを全域でカバーするのが、エピペンの成分であるアドレナリンです。「注射で一発で治る」というのは過大表現ではないと思います。ただし、エピペンは即効性がありますが、効果が切れるのも結構早く、アナフィラキシーショックの状態が重ければ重いほど、2回目の注射が必要になることもあります。
変なことを言うようですが、もし都会でないところで誤食が起きていれば、速やかに病院搬送されずに亡くなっていた可能性すらあると思います。エピペンを携帯していなかったそうですが、ちょっとしたことで生死を分けたかもしれません。いずれにしても、ご無事で何よりだと思っています。
やはり芸人の発信力は大きいと思います。それを自覚されているのだと思いますが、「自分の為にも誰かの為にも、ちゃんとした知識と対処法を知っておきたいものですね」とツイートされています。
まさにその通りです。アナフィラキシー、アナフィラキシーショックはそういう病気を持ってしまったのなら、まず誤食に気をつけることと、誤食の際の対処法を知っておかなければなりません。
周囲をみると、エピペンも持っているべきなのに処方されていないケースも目立ちますし、ここは都会ではないため、アナフィラキシーショックを起こした時に、速やかに医療機関に搬送されて、適切な治療がなされるとも限りません。より一層、いろんなことを想定した上での対応が望まれると思います。
アナフィラキシーショックについて、みんながもっと関心を持って頂けたらと思います。心停止の際に使用する「AED」は医療関係者でなくとも使用でき、実際にそれで救われている命もあります。エピペンも同じくらい、多くの人に知って頂きたいと思っています。


