小児科 すこやかアレルギークリニック

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年賀状
2013年01月02日 更新

久々に、ちょっとゆっくりさせて頂いております。

実家に帰って、紅白を観ながら、夕食を摂り、ビールを飲んでという感じです。昨日の記事も、眠い目をこすりながら実家で、持参したiPadminiで書きました。

4日になったら、ある所に電話をかけ、食物アレルギーの対応を良くするよう、働きかける予定ですが、そこも年末年始の休みなので、鋭気を養っていると言ってもいいかもしれません。

1日は、そんなに多くないですが、年賀状が届きます。日本の第一人者の先生や親しくしている同業者、患者さんなどから年賀状を頂きますので、楽しみだったりします。

食物アレルギーで診ている患者さんのお母さんから「今年も負荷試験をお願いします」と書かれたいたのが印象的でした。

新潟県内の食物アレルギーの患者さんの多くが血液検査のみで食べられる・食べられないの判断をされているのが現状でしょう。特に中越、上越地方の患者さんの多くが、負荷試験の存在も知らず、必死に除去を続けています。当院の存在を知っている患者さんしか負荷試験を受けられていないのは、不公平としか言いようがなく、非常に不自然と言えます。そういう意味では、当院のかかりつけの患者さん達はラッキーと言えるでしょう。

今年も、負荷試験という検査の存在や、当院の存在を知らしめる努力がより一層必要なんだなと感じています。

また、私の恩師の先生には毎年年賀状をお送りしていますが、今年は「学会活動を頑張っていますね」と書かれていました。私もいい年ですが(汗)、やはり日本の第一人者の先生から褒められるのは嬉しいものです。

学会活動とは、学会で発表することを意味します。医師であれば、診療するのは当たり前です。専門医であれば、多くの患者さんが頼って多少遠くても受診されるでしょうし、プロとしてのプライドがあります。中には重症な患者んもおり、普通の小児科医には到底対応できないようなお子さんを診ることになります。責任を持った対応が求められ、当然のことながら“3分診療”では時間が足りません。普通の医師よりは、診療に多くのエネルギーを割くことになることと思います。

例えば、私が毎年発表している日本小児アレルギー学会は、毎年100題以上の演題がありますが、開業医はそのうちの数件ほどです。専門医であれば、診療が忙しいのは当たり前のことで、そこから時間を作って学会発表をこなすことは、多くの医師にとってかなり難しいことだと思います。

私の最近の発表ネタは、開業医でも工夫すればこれくらい負荷試験ができるということを取り上げています。私のライフワークが、そのままネタになる訳ですから、ある意味で楽と言えなくもありません。でも楽と言うのは、言い過ぎですね…。アナフィラキシーを起こすかもしれないというリスクを背負ってまで、負荷試験をやっています。多くの医院はリスクを避ける方向性だと思います。

多くの医師がやっていないことを、やっているから発表する意義も出てくるのでしょうし、実際に新潟県も、開業医であっても負荷試験をやる小児科医が増えなければいけないと思っています。私の工夫やデータが役立ってくれればと思い、その気持ちが私を学会活動に駆り立てていると言えなくもありません。

恩師から新年早々褒められましたし、今年もまた頑張ろという気持ちになっています(笑)。

あと、地元の小児医療は、かなりムラがあります。真面目な医師もいるし、ちょっと経営寄りな医療をやっているところもあるように見受けられます。本来、小児科医は子どもの病気の改善をまっすぐ見据えて、治療すべきです。邪念にとらわれるものではないはずです。

昨年、開業した小児科と皮膚科の先生から年賀状を頂きました。普通、同業者同士は、年賀状は交わさないことが多いにも関わらずです。

真面目に取り組んでいる先生方なので、こういう真面目な医療が評価されなければなりません。おかしな医療をする医師のもとに、患者さんが集中するようなことは、避けなければならないのです。

真面目な医療が注目されれば、ダメな医療は衰退していくことでしょう。いや、地元の子ども達を守るためには、そうさせなければならないのです。

年賀状をみて、県内のアレルギー医療、地元の小児科診療を良くしていきたいという思いを新たにしているところです。